SF大作ゴーストインザシェルを観てきました
こんにちは。飛鳥みやびです。水曜日は映画のレディースデイで、通常1,800円の入場料が1,100円になりますので、堺浜にあるMOVIX堺で映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(GHOST IN THE SHELL)』を観てきました。
最初はTOHOシネマズなんばに行こうかと思いましたが、洋画を観るのは日本語吹替版よりも字幕版の方が断然好きなので、字幕版の方で検索すると午前中しか上映がありませんでした。
午前中では、私の予定と合わなかったので、13時30分から上映のMOVIX堺に行くことにしました。
南海バスの無料利用券で堺浜へ
問題は堺浜までの交通手段です。
MOVIX堺は、堺浜シーサイドステージ(堺浜えんため館)というスーパー銭湯やゲームセンター、飲食店、パチンコ屋さんなどが入った複合施設の中にあります。
ちょうど新聞に堺浜シーサイドステージの広告チラシが入っていて、そのチラシに、南海「堺駅」と「堺東駅」から堺浜シーサイドステージまで乗れる南海バスの利用券が付いていたんです。
映画は13時30分からですので、南海「堺東駅」の5番バス停から12時50分発に乗れば大丈夫かと思って乗りましたが、結構時間がかかって13時25分に到着しました。
上映開始に間に合わないかと思ってヒヤヒヤしました。また、広告チラシから切り取ったバス券で本当にバスに乗れるのかと心配でしたが、無事無料で使えました。
映画のチケットを購入したときに、カウンターで申し出れば、帰りのバス利用券(次回の来館用バス利用券付き)ももらえるので、帰りも無料でバスを利用できます。
(その他に堺浜えんため館と地下鉄の「住之江公園駅」を往復する無料のシャトルバスもあります)
ゴースト・イン・ザ・シェルの映画の感想
通されたシアター1は、117席の小さな劇場でしたが、平日の昼なのでガラガラに空いています。全部で5名くらいしかお客さんがいませんでしたのゆったりと観ることができました。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、1989年に発表された士郎正宗による漫画『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したものです。
これまで何度もアニメ化や映画化されていましたので、『攻殻機動隊』というタイトルは知っていましたが、これまで観たことはなく、内容は全く知りませんでした。
私にとってこの実写版は、全く予備知識なしで映画を観た純粋な感想です。
まず最初に、この映画の世界観というかスケールや質感に非常に迫力があって圧倒されました。人間とアンドロイドやサイボーグ、AIなどが複合的に生活しているという都市の風景や街中の様子に、近未来感が出ていて非常に良かったです。
街のいたるところに巨大な動く3D広告があって、近未来にはこうなりそうだなと思えて面白かったです。
実写映画なのに、ものすごくCGが使われていて、ほとんどCGアニメのような作風ですが、その中で主人公の少佐役のスカーレット・ヨハンソンが綺麗で、魅力的でした。
少佐は、脳と脊髄以外の器官を義体と呼ばれる人工器官と機械のボディに移植した人間で、感情を持った全身義体という役を上手に表現していました。
個人的には、オウレイ博士役のジュリエット・ビノシュの憂いのある演技が良かったと思います。
ビートたけしも、少佐が所属する公安9課のボス荒巻役で渋い演技をみせていました。面白いことに、ビートたけしだけセリフが日本語なんです。
劇中、英語と日本語で会話を交わすシーンが何度もありましたが、全く違和感を感じませんでした。不思議ですね。近未来では、異言語コミュニケーションもあり得ることだと勝手に判断してしまったのでしょうか。(ちなみに、桃井かおりも出演していましたが、彼女は全部英語でしゃべっていました)
この映画の俳優さん達は、アメリカ、イギリス、中国、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各地で活躍している実力派が集結していますので、この作品の世界観をよりゴージャスに仕立てていると感じました。
原作の内容は知りませんが、この映画だけ観ても文句なく面白い作品だと思います。おすすめです。原作漫画や、他のアニメ映画も観たくなってきました。ではまた。